「日泉技工は『何でもチャレンジできる会社』です」。
そう語るのは、代表の阿久津。
一人の事務員としてキャリアをスタートし、会社の成長と共に歩んできた彼女の言葉には、私たち日泉技工が大切にしている価値観、そして未来の仲間への約束が詰まっています。
この記事では、代表・阿久津の歩みを通じて、私たちがどんな会社なのかをお伝えします。
予期せぬ入社から、会社の「楽しい」を見つけるまで

私たちの代表である阿久津のキャリアは、予期せぬ出来事から始まりました。
新卒で入社した地元の設備会社が、わずか1年で倒産。当時の上司に紹介される形で、彼女は日泉技工の門を叩きました。
任されたのは、工事に関わる書類を作成する事務の仕事。
当時は、会社がパソコンを導入し始めたばかり。まだ扱いに慣れている職人が少なかったため、彼らのサポートも重要な役割でした。
「当時は今のようにインターネットで簡単に調べられなかったので、仕様書やパソコンの本を片っ端から読みました。でも、それがすごく楽しくて。新しいショートカットキーを一つ覚えるだけでも、仕事が効率的になるのが嬉しかったんです。私にとっては、パソコンをいじっているのが楽しい、イコール仕事が楽しい、という感覚でした。」
「ワンマン」から「皆で作る会社」へ。社員の声が、会社を動かす。
従業員から代表へ。その立場の変化は、視点を大きく変えるものだったと阿久津は語ります。
「会社全体を守り、社員みんなにお給料を払えるように仕事を集めてこなければならない。その責任の重さを日々感じています。
先代は一人で会社を立ち上げた、いわゆる『ワンマン』でした。でも、私にはそれができません。だからこそ、皆で助け合い、みんなで作っていく会社にしたいんです。」
その言葉通り、今の私たち日泉技工は、社員からの意見を積極的に取り入れる社風です。
年間休日数を増やしたのも、現場の「夏は暑いし、正直ダサい」という声に応えて作業用ヘルメットを刷新したのも、すべては社員の声がきっかけでした。働くみんなが良いと言うなら、それが一番。私たちはそう考えています。
公共、民間、そして未来へ。3つの柱がもたらす安定と誇り

私たちの事業には、3つの太い柱があります。
一つは、地域の暮らしに不可欠な「公共工事」。規模が大きく、自分たちが手掛けたものが「地図に残る」仕事は、建設業で働く人間にとって何よりの誇りです。
二つ目は、お客様との信頼関係から生まれる「民間工事」。一度お仕事をさせていただいたお客様から、継続してメンテナンスなどでお声がけいただける。そうやって繋がりが深まっていく面白さがあります。
そして三つ目が、「親会社・荏原商事との連携案件」。これにより、小水力発電のような新しい分野にも挑戦できる。安定した基盤の上で、未来へのチャレンジができるのが、今の私たちの強みです。
日泉技工だけのユニークな経験

私たちの仕事の中には、他では絶対に味わえないユニークな経験もあります。
その一つが、世界的なリゾートホテル「ザ・リッツ・カールトン日光」の施設管理です。
「ホテルからの指示や連絡が、基本的に英語なんです。うちの社員も最初は戸惑っていましたが、今ではすっかり慣れました。毎日英語に触れるうちに抵抗がなくなり、『この単語が来たら、たぶんあの修繕依頼だな』と予測できるようになったり(笑)。言葉が完璧に通じなくても、外国人のホテルスタッフと仲良くなって遊びに行ったりもしています。これは、日泉技工だからこそできる、面白い経験だと思います。」
未来の仲間へ。あなたの挑戦を、会社が待っている。
最後に、代表・阿久津から、未来の仲間となる「あなた」へのメッセージです。
「日泉技工は『何でもチャレンジできる会社』です。やりたいと思うことがあれば、性別や経験、年齢に関わらず、まずは試せる環境があります。かつて20代の若い女性事務員だった私自身が、その証明かもしれません。ここでは『違う自分になれるかもしれない』、そんな可能性が広がる魅力があると思っています。あなたの挑戦を、私たちと一緒に始めませんか。ご応募、心からお待ちしております。」
いかがでしたでしょうか。
もし、あなたが今の自分に満足していなかったり、もっと大きな挑戦がしたいと感じていたりするなら、ぜひ一度、私たちの求人情報をご覧ください。日泉技工には、あなたの「やってみたい」という気持ちを受け止める準備があります。

